レシピ&豆知識

栄養分豊富なお漬物

漬物は野菜が原料なので、食物繊維やビタミン類、カロチノイド等を豊富に含み、生活習慣病の予防や、整腸作用など健康に欠かせない効用があります。
ここでは、漬物の効用や保存方法など、お漬物に関する豆知識をご紹介します。

キムチの歴史

キムチの語源は、野菜の塩漬けを意味する「沈菜(チムチェ)」が長い年月の中で、沈菜(チムチェ)→ヂムチェ→キムチェ→キムチの形に変わりながら、「キムチ」に定着したと言われています。
韓国でキムチが発達したのは、水産物の塩漬技術にも優れ、薬味として幅広く使われており、キムチ作り用の結球白菜が広く栽培されていたことなどが挙げられます。もともと塩のみで漬けられていたキムチが、今のような赤いキムチになったのは、18世紀頃日本から唐辛子が伝わったためです。

漬物の賞味期限

漬物の袋には「賞味期限」を表示する義務があり、期限が切れてしまったものに関しては廃棄してしまう方も多いと思います。一般の食品は賞味期限日が過ぎると、味・風味が徐々に落ちてくるものですが、漬物の場合は賞味期限日を過ぎても、かえって乳酸醗酵が進み、場合によっては、その方が醗酵の風味が増して美味しくなるものもあります。
酸味が出てしまったキムチが苦手な方は、少量のごま油であえると酸味が和らぎます。

保存方法

通常は5〜10度前後の冷蔵庫内で保存してください。キムチは、熟成の段階でも味が変化していきますので、それぞれの過程を味わうことができます。
酸味が苦手な方は、発酵を抑えるためにキムチを雑菌の入らない密閉容器に入れて、冷蔵庫のチルド室で保存してください。

食物繊維

近年、欧米型の食生活が主流になり、糖尿病や心臓病などの成人病の症例が多くなってきています。そのため、成人病の予防が大切ですが、それには食物繊維が大切な働きをしてくれるのです。野菜は、お漬物にすることで野菜から余分な水分が侵出して、食物繊維の含有量が増えます。食物繊維は、胃腸内に留まり消化液の分泌を盛んにし、食物の消化をよくしてくれる効果があります。
また、腸のぜん動運動を活発にし体内不要物の排出促進や、インシュリンの分泌を促し糖尿病の予防、余分のナトリウムと結合して高血圧の予防など、多くの効用があります。

乳酸菌

人間の腸内には、約100種類以上の細菌が生息し、この腸内細菌は消化や便通のみでなく、健康や病気と密接に関わってきます。
腸内細菌を大きく分類すると善玉菌と悪玉菌とに分けられ、悪玉菌が増えると老化や大腸ガンの原因の一つになるといわれています。そこで、腸内環境を整えるための乳酸菌が重要になってくるのです。
お漬物に含まれる乳酸菌はヨーグルトのように腸内酸度を下げ腸内にいる有害細菌の増殖を抑えることによって、腸の働きを正常にしてくれるので、肥満・成人病の予防にも効果があると言われています。
作りたてのキムチの乳酸菌は1g中に約100万個ですが、熟成させることで多いものでは約10億個にまで増加することもあります。ただし、乳酸菌は体内では長く生きることが出来ません。だから、キムチを毎日食べることは体のためにも良いことなのです。

ダイエット

キムチに欠かせない唐辛子には、ビタミンAとCの含有量も多いため、抗酸化作用を通じて老化を抑制し、食物の消化を助けて代謝をスムーズにするカプサイシンが多く含まれています。カプサイシンは消化腺を刺激するので食欲増進効果や、血のめぐりをよくしエネルギー代謝を増大させ、体を温めます。つまり、エネルギーを消費させ、脂肪を減らすというダイエット効果があるのです。
また、キムチには水産物も使われアミノ酸を供給して栄養の均衡をはかるため、女性にオススメの栄養がたくさん含まれているのです。